当社は今日(1月5日)が、仕事始め。本年も何卒よろしくお願い申し上げます

僕はこの正月は故郷の岐阜でゆっくり過ごしました。帰省したらすぐにむこうでは雪が降り始め、雪の大晦日・正月となりました。(と言っても積雪量わずか数?程度ですが)

ところで僕は「箱根駅伝」をTVで観るのを、毎年正月の楽しみにしております。今年も大変見応えがありました。出雲駅伝、全日本大学駅伝を制し、圧倒的な実力があるものの直前で「飛車・角」を怪我で欠き、「三冠」達成に若干の不安を残す早大。対するは、往路5区・ヒルクライム区間で毎年驚異的なスピードを誇る「山の神」柏原竜二を擁し、箱根三連覇を狙う東洋大。前評判通り、レースはこの両校のトップあらそいとなりました。結果は早大の18年ぶりの総合優勝に終わりましたが、二位東洋大との差は僅かに21秒。各選手・監督、各チーム、喜びあり涙ありの、実にすがすがしい気持ちを与えてくれる2日間でした。4年生で最後の箱根という選手も大勢いましたが、社会に出てからも彼らにとってこの経験は大きな糧となることでしょう。

ただ一つ!、TV放送に関して苦言を呈したい。何故、スポンサーがパチンコ企業なんでしょう! 画面がコマーシャルに切り替わるたびに見せられる下らないパチンコのCM。母校の名誉と、共にたたかうチームメイトのために、汗のしみこんだタスキをリレーする選手たちの真剣で凛とした姿と、人間の金銭欲と射幸心をあおることしかしないグレーな業界(詳しく説明するまでもないでしょう)は、まさに対極に位置するものではないでしょうか? コマーシャルに切り替わるたびに苦々しい気持ちをこらえていました。

テレビ局などはこの問題(明らかに「問題」だと思います)についてどう考えているのでしょうか? 「政治と金」などと騒ぎ立てる前に、先ずは己の「金」の出所であるスポンサー企業の在り方と、それとの関わり方、及び必要に際してそれらスポンサー企業に対しても客観的かつ公正な報道をなし得るのか否か、ということについて、もう少しきちんと誰にでも説明できるような状態にしておくべきでしょう。ギャンブルで身を持ち崩し多重債務に陥る人。なけなしの年金を注ぎ込み生活苦に喘ぐ人、そんな人たちが大勢います。多くは自己責任であるにせよ、そのCMを流すということがどういうことなのか、テレビ局各社は分かっているのでしょうか?

力走にもかかわらず僅差で敗れて涙を呑んだ東洋大の柏原、18年ぶりの優勝に歓喜する早稲田の学生たち、渡辺監督・・、その他出場校全ての選手たちを、テレビ局はパチンコ屋の客寄せパンダとして使ったことだけは、昨今のマスコミ問題を考えつづける我々は、永く心に銘記しておくべきでしょう。

何はともあれ、本年も何卒よろしくお願い申し上げます。皆様にとりまして、幸い多き一年でありますように。