禁酒・禁煙して今日で150日が経過しました。区切りなので何か書いておきたいと思います。さて何にしよう・・・。

最初に言っておきますが、酒と煙草を止めたからと言って、立派な人になれるわけではありません。もしそれだけで立派な人になれるのだったら、子供はみんな立派な人になってしまいます(笑) そうそう、ヒトラーは、酒もタバコもやらず、おまけにベジタリアンでした。ナチスの禁煙政策は有名です。世の中には酒もタバコもやらない「悪人」は大勢いるし、逆に、酒・タバコを嗜む「善人」も多いのです。人が禁酒・禁煙を決意し、それを実行するのは、万が一の過失や悪、不慮の事故や病気などを避けるため。つまり積極的・直接的に利益や「善」を求める行為ではなく、不利益や「不善」を回避するためのそれなのです。だから、それ自体、他人や自分を裨益する「良い行為」ではないのですから、そんなに自慢するものでもないと思うのです。(僕のブログに最近このテーマが頻繁に登場するのも自慢の意図はないつもり。禁酒・禁煙の辛さを紛らすためなのです、ハイ・笑)

そのことをお断りした上で、今、酒・タバコに関して思うこと・・・。

世の人々は酒とタバコを比較した時の両者のバランスにおいて、あやまった感覚に陥っているような気がしてなりません。タバコに厳しすぎる、あるいは、酒に甘すぎる、と思いませんか? たとえるならば、酒は太陽、煙草は月です。人や社会に与える「影響」は、前者の方が格段に大きい。「影響」とはもちろん「悪い影響」も含まれます。タバコで殺人事件は起きません。死亡事故も起こりません。刑務所や精神病院に入れられることもありません。ですが、酒はそれらの引き金・原因となり得ますし、実際にこれまでも、なってきました。

タバコを吸っても人は理性的でいられる。酒は理性を喪失せしめる。ここのポイントはきわめて重要なので強調しておきたいと思います。ですが日本人および日本の社会はこの「事実」をどうやら隠蔽したがっている、あるいはこの「事実」から目を背けたがっているように見えます・・・。煙草の悪口は今では皆言いたい放題・・・、でも、酒に対してはあれこれ理由を付けて擁護に回る人が多いように見受けます。ビール会社、酒造メーカーのイメージ戦略がよほど上手いのでしょうか。テレビを観ても分かるように、確かに広告宣伝費は各社莫大なものを使っているようです。「般若湯」「玉箒」「百薬の長」・・・これは酒を美化した異名です。また、「ほどほどに」「適度に」たしなむもの、楽しむものは、酒であってタバコではないようです。かように、日本ほど酒に甘い社会は他にないのです。

僕について言えば、禁酒・禁煙開始から150日が経過して、タバコについては殆ど何も感慨はありません。ただ止められて良かったというほかありません。ですが、酒の方は、正直ホッとしています。これが止められたのは実にデカい!! 人生の航路が変わった。人生に待ち受ける様々な陥穽を回避できる可能性が格段に高くなった。決して大げさでなくそう思います。しかも他人から強制される前に、つまり人に迷惑をかけたり依存症になる前に、自分の力で、自分の理性で、自分の意志で止めてやった!! がはは!やったぜ!・・・なんて、そこまでは言うつもりはないですけど・・・(笑)、止めるタイミングや偶然もあったと思うしなあ・・・(笑)、でも150日間我慢できた自分自身に今は大変満足しています。

でも150日なんてまだ序の口です。これからも禁酒・禁煙を続けます!